会社員でもバイトでも組織化された場所には必ず上司がいます。
そんな場所では、「無能な上司で困っている」「何もやってくれない」「細かいことにいちいちうるさい」なんて言葉をよく聞きます。
みなさんも嫌いな上司がいますか?
飲みに行っては、会社や上司の悪口を言ってストレスを解消するのも良いでしょう。
だけど、ずっとそんなことに時間を使うのはもったいない。
そんな時は、なぜ嫌いなのかを言語化し、本質を見極めてみるのが良いかもしれません。
まず最初に考えられるのが「期待値とのギャップ」です。
「なぜこのようにしないのか?」「なぜ気づいてくれないのか?」「なぜ任せてくれないのか?」といった期待値があり、その通りに上司が動いてくれないから「嫌い」に繋がる。
この場合は、「なぜこのようにしないのか?」とイライラするのではなく、もう一段深く入ります。
コツは、上司の立場に立って考えることです。
- 他に優先度の高い案件を処理しているため動けない
- 考えがちゃんと伝わっていないため検討していない
- ??
どうでしょうか?思いつきしたか?
意外と上司の立場に立つのは難しいですね。
では次です。
- どうすれば、優先度の高い案件を終わらせられるか?
- どうすれば、こちらの案件の優先度を上げられるか?
などを考えます。
こうすることで、別のアクションが出てくるはずです。
次のアクションが出ると「嫌い」が少し薄れます。
つまり、「期待値とのギャップ」へのイライラとは、「自分では、どうすることもできない」イライラであり、それが「嫌い」という感情になるのですね。
感情に支配される前に、自分自身でコントロール可能なアクションに落とすことで楽になりますよ。
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